黒千石大豆

一般的な黒豆と比べると、きれいな円形になっており、粒が小さいです。

もともと畑を耕す際に土に混ぜていたものですが、勿体ないと思って食べてみたところ、これがとても美味しいものでした。

黒千石大豆を特産品として栽培・販売に特に力を入れている自治体に北竜町がありますが、ファーム石橋で採れた黒千石大豆は北竜町に卸しており、品質は最も力を入れている地域お墨付きです。

21世紀に入ってから非常に高い健康効果が確認され、テレビ番組などで注目を集めることが多くなりました。

北海道を代表する洋菓子店舗「きのとや」から焼き菓子が販売されたり、黒千石大豆を使った納豆が発売されたり、健康意識の高い人たちの間で知られている一品です。

黒千石大豆の健康効果

他の品種の黒豆と比較してもアントシアニンおよびプロアントシアニジンの量は多く含まれています。

九州沖縄農業研究センターと熊本県立大学の研究によれば、国内で流通している8種の黒豆銘柄のうち、最もプロアントシアニジンが多く含まれていたのが黒千石大豆でした。

アントシアニンおよびプロアントシアニジンはブルーベリーに含まれていることで有名な物質ですが、世界中の大学や研究機関の論文により健康効果が認められています。

具体的な効果と論文の発表元ですが、

・LDLコレステロールの減少(ジョージ・メイソン大学)
・脳機能のアップ(オハイオ州シンシナティ大学)
・老化防止(ミラノ大学)
・運動による筋力低下の防止(キッコーマン株式会社研究本部)

といった効果が確認されています。

北海道内では、酪農学園大学が実験結果を出しています。米と一緒に炊いて作ったおにぎりを食べることにより、GI値とインスリン値の低下が確認されました。

GI値が高い食品を摂取すると血糖値が急激に変化することにより頭がぼーっとしてしまいます。昼食後に眠くなると言われるのはこれが原因です。

そのまま食べると高GI値な白米と一緒に食べることで効果も期待できます。糖質を気にされる方や、集中力を維持したい方にもオススメです。

このように非常に健康効果が高い食品です。効くかどうかもわからないサプリと違い、取り過ぎない適切な量を摂取できます。価格も1kgで1,080円で、美味しく健康な身体をつくることができます。

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